本文へスキップ

たくさんの思い出ブログ。

子供と岩殿山登山! 山梨県2018/6/25

岩殿山西コース(稚児落とし・浅利方面)鎖場あり。

2018年6月、山梨県にある岩殿山西コース(稚児落とし・浅利方面・鎖場あり)に子供と登ってきました!
そして、千鳥姫伝説が語り継がれる場所。

コースタイム4時間
休憩、寄り道時間。
危険度:高所・鎖場あり、慎重に行けば平気ですが、けっこう危険個所あり
一部通行止め箇所があり、迂回コースあり。
どんなに簡単な登山でも事故は起こる事を忘れずに、自分の身体能力と相談し安全な登山をしましょう!
時には
勇気ある撤退を!


岩殿山地図 【岩殿山西コース】。
マークが今回利用した駐車場。
赤線が大月駅から始まる岩殿山西コース。
青線から始まる登山ルート。


今回、大月駅の裏手にある駐車場に停めました。


駐車場からは岩殿山が
ド~ンと見えます!


少し歩くと橋があります。


ばぁば「ほらが見えるよ!」


みんなで見る。
私「・・・。
仲良いね。


じぃじ「あっ!市営駐車場。」

赤○が市営駐車場(市営は無料?)。
青○が私達の停めた駐車場(最大600円)。


歩く。


山沿いを歩く。


雪が少しだけある富士山が見える。


すぐに登山道入り口(岩殿城跡入口)に!


少し登ると・・・入り口?
たしか、途中
トイレがありますが使えません


良い眺め。

今回の岩殿山西コース(稚児落とし・浅利方面)ですが、
ん゛っ(@_@;)?


稚児落とし?
決して楽しい由来では無いであろう響き(>_<;)。
そもそもこの言葉の由来には、
岩殿山千鳥姫伝説があります。



岩殿山千鳥姫伝説 序章
むか~し、むかしの戦国時代。
天下統一を計る織田信長の武田攻めが起り、
両軍が激しく争いを始めます。

初戦の戦いが織田勢の勝利に終わると織田勢の怒濤の快進撃が起こり、武田勢はどんどん劣勢に!
武田勢は負け戦ムードになると惨いもので、家臣の離反などが次々起こり武田軍は疑心暗鬼の状態になり、まともに戦える状態では無く、本拠地である新府城を捨て、迫ってくる織田軍から逃亡します。
武田軍当主である武田勝頼は、親戚でもあった信頼のおける家臣 小山田信茂が守る堅固で有名な大月の岩殿城に向かいます!

しかし
最後の頼みの綱である小山田信茂も家系の存続や領地の安泰などを願い、武田家を離反。
それにより勝頼は行き場を失い、武田氏ゆかりの地である天目山棲雲寺へ向かいますが、その途中で織田勢(滝川一益)に追われ、その生涯を終えます。
その中の一人、小山田信茂こそが岩殿山千鳥姫伝説を作るきっかけとなった人物の一人です。


さあ、気になってきましたね!
家系の存続や領地の安泰などを願い武田家を離反した小山田信茂
千鳥姫との繋がりは?
そして岩殿山千鳥姫伝説の稚児落としとは?



岩殿山千鳥姫伝説 最終章

武田家を離反し、織田軍当主 信長に拝謁しようとした小山田信茂ですが、信長の嫡男 織田信忠から武田家への不忠を咎められ処刑。
岩殿城に残っていた小山田一族は、織田の大軍に包囲されてしまいます。


実はここからが千鳥姫伝説(^_^;)。
小山田家、家系の存続のため
信茂側室だったと言われる千鳥姫が岩殿山城から信茂の次男 賢一郎と赤子の万生丸、護衛の小幡太郎、少数の城兵らと共に落ち延びようと計画。
一行は城を出て岩殿山城の西尾根方面(浅利方面)に進みます。
しばらく逃れた後、一行は所在を確認し合います。
追手が来てないことが分かり、気を緩め油断したのか、話し声が少しづつ大きくなっていました。

一行の今いる場所は、里の人たちが「
よばわり谷」と呼ぶ場所。
たちまち声が谷に反響し、声が拡大されて聞こえてくる!
その声(こだま)に一行は驚き!慌て始め!それに反応したのか赤子の万生丸が泣き出し、その声が「よばわりの谷」に響き渡ります。
すると!護衛の小幡太郎が、織田軍に居場所を知られ捕まってしまうことを恐れて、千鳥姫から万生丸奪い断崖絶壁の下へ放り投げました。

一行(信茂の次男 賢一郎や千鳥姫)が捕まる事と、赤子の一人の命。
護衛の小幡太郎のとっさの判断でしたが千鳥姫はその出来事を受け止められません。
赤子の万生丸を失った気持ちに耐えられず、自ら命を絶ったと言われています。
これが稚児落しの名前の由来。
(昔)よばわりの谷=(今)稚児落とし


・・・確かこんな話だったような
気がします(^_^;)
話しを作っちゃった部分もあるかもしれませんので、物語程度に読んでください。

・千鳥姫の母性が起こした行動に、周りの者たちはどう見て、どう思っていたんでしょうかね。止めなかったの?止めない訳でもあったの?嫌われてたの?潔く逝かせたの?ここらへんが気になる(^_^;)。
さらに全体の話をもう少し盛れば、短編大河ドラマが作れますね!
その時はが監督で!。



階段がひたすら続きます(>_<;)
キツイ

この時期、丹沢周辺に比べれば

この山は、山ビルは少ない?いない?と思います。
今まで一度も出会ったことないけど。
気付いていないだけ?


まだ階段(>_<;)


結構傾斜がキツイので疲れます(^_^;)。


岩殿山?


ふれあいの館。
やっていませんが、パンフレットもらえます。
自販機もある。


最初の分岐点。
まずは岩殿山へ
登り
その後ここまで
下りてきて兜岩・稚児落とし方面へ!


また階段(^_^;)。


でもすぐに天然の関門。


山頂?


岩殿城跡?


良い眺め。


崖崩れの痕。
限られた予算では放置するしかないのかな。


先ほどの分岐点まで下ります。
早いョ!
子供は本当に
下りが早い!


待ちに待った鎖場!
気を引き締めて行きます!


山道。


山道、
下り


クマさん注意
「!Σ(・Д・;)ビクッ


(^^)v
 
(^^)v


チョイ鎖場
下り


この辺りからはひたすら稚児落とし方面へ!
鎖場か林間コースかは選べます!
鎖場方面へ!


来ました鎖場!
登り


結構スイスイ行きます
(^^)v


大人の方が・・・せーのヨイショット


良い眺め。
崖だけど。ここは怖くない
余裕(^^)v


きのこ。
「食べる?」
「食べない。」


ここ西コースの最大の見せ場!
けっこう
危険!
しか~し、赤丸の部分が崩れてるためか?、
ロープが張っており
通行止め、迂回コースへ(>_<)


長~い
下りの鎖場。
油断しなければ難しくはないです!


今回の岩殿山登山・稚児落としコースは、
万が一、子供に
危険があると嫌なので、落ちる可能性のある場所はロープで子供を確保しながら進んでいます。

他の山で、
危ない場所もありましたが、今回が初確保!
稚児落としが気になったので(^_^;)。


今回は8㎜3m購入しましたが、自分の腰にも巻くのであれば5mぐらいあった方が良いと思いますので、次回購入予定。

そして、本番では
結びの王様ボーラインノット(もやい結び)
何回も練習しましたが出来なかった(忘れた!)

じぃじ、船舶免許取得したんだから分かるでしょ!」
じぃじ「そんなのもう覚えてないよ。」
一同「・・・(^_^;)」
じぃじ「何重にも結んで外れなければ平気だよ!」

今回は何重にも結びました(^_^;)
まあ、平気だね。


天神山山頂に到着(^^)v
けっこう疲れます!暑さも影響しているみたいです。)
水分はたっぷり持ってきています!
冷たいのもあるよ~重いけど。


さあ、出発!


「疲れてないの?」


「平気(^^)v」
このまま行くと、2~3年後には抜かれるな(^_^;)。
お兄ちゃん(小学校中学年)にはもう勝てません(>_<)。


結構木が倒れていて道を遮っています(
他にもあり)。
これにより、一部で登山道が分かりにくくなっている場所がありますので
注意!(迷子になるほどではありませんが注意が必要です!)


見えてきた、稚児落とし!


ここの高さはダメだ~
(((( ;>Д<))))
怖い怖い



「そうゆうこと本当にヤメテ(#゚Д゚)マジ!
じぃじ「ニコニコ(^_^)。」
ちなみに
じぃじは普通に歩いているだけですが、が異常に反応してして、ありえないぐらい右に寄っているいるだけです(>_<)怖い怖い


ああっ~この道まだあるのか~
右も落ちるとヤバいけど、途中で木に引っ掛かりそう。
左は
までひゆゅ~ペチッっとなる。
ああっ~高所恐怖症が憎い!
でも山は好き


いつも後悔するので、今回こそはスリリングな写真を~
でも、やっぱりムリっ!怖い


ここもムリッ!
赤線
からスパッと崖。
手汗がスゴイ!
手に汗握っています!


ムリ。怖い。
ちなみにこの辺りが稚児落とし(よばわりの谷)です。
ここからの眺めは最高です!あんまり見てないケド。
そして、普通に歩けば
高所ですが危険ではありません


の前へ出ます。

あっ、そういえば
の事忘れていた!
確保はしていたから、私の後ろを付いてきてくれたんだな。
一人が勝手に興奮してる間、
ばぁばが寄り添っていてくれました。

「怖くなかったの?」
「うん。」
「・・・。」



文明社会に戻って来ました!
日差しが猛烈に暑い
ここからまだ2~30分歩きます!

今回の西コースは、標高は低く涼しくはないですが、
木陰が多く、風も通るのでここ(文明社会)より遥かにマシです。


文明社会。
暑い気温34℃ぐらい。


地図上では山二つ越えだけど、三つ越えた!三越!
写真右にもう一つある。


駐車場が見えた~
はアスファルトから近いので、文明社会での徒歩は暑さに参ったみたいですね。とても頑張りました!

ここ岩殿山西コース(稚児落とし・浅利方面)は楽しいと思います
、いくつかの通行止めや倒木使用できないトイレの整備などをもう少し進めてほしいですね!
良いコースだけにもったいないと思います。2018年6月

リンク

岩殿山

ナビゲーション